

2025年の梅雨入り更新日:2025年6月9日
地方 | 令和7年 | 平年 | 昨年 |
---|---|---|---|
沖縄 | 5月22日ごろ | 5月10日ごろ | 5月21日ごろ |
奄美 | 5月19日ごろ | 5月12日ごろ | 5月21日ごろ |
九州南部 | 5月16日ごろ | 5月30日ごろ | 6月8日ごろ |
九州北部 | 6月8日ごろ | 6月4日ごろ | 6月17日ごろ |
四国 | 6月8日ごろ | 6月5日ごろ | 6月17日ごろ |
中国 | 6月9日ごろ | 6月6日ごろ | 6月20日ごろ |
近畿 | 6月9日ごろ | 6月6日ごろ | 6月17日ごろ |
東海 | 6月9日ごろ | 6月6日ごろ | 6月21日ごろ |
関東甲信 | 6月7日ごろ | 6月21日ごろ | |
北陸 | 6月11日ごろ | 6月22日ごろ | |
東北南部 | 6月12日ごろ | 6月23日ごろ | |
東北北部 | 6月15日ごろ | 6月23日ごろ |
※気象庁ホームページより
2025年の梅雨明け
地方 | 令和7年 | 平年 | 昨年 |
---|---|---|---|
沖縄 | 6月8日ごろ | 6月21日ごろ | 6月20日ごろ |
奄美 | 6月29日ごろ | 6月22日ごろ | |
九州南部 | 7月15日ごろ | 7月16日ごろ | |
九州北部 | 7月19日ごろ | 7月17日ごろ | |
四国 | 7月17日ごろ | 7月17日ごろ | |
中国 | 7月19日ごろ | 7月21日ごろ | |
近畿 | 7月19日ごろ | 7月18日ごろ | |
東海 | 7月19日ごろ | 7月18日ごろ | |
関東甲信 | 7月19日ごろ | 7月18日ごろ | |
北陸 | 7月23日ごろ | 7月31日ごろ | |
東北南部 | 7月24日ごろ | 8月1日ごろ | |
東北北部 | 7月28日ごろ | 8月2日ごろ |
※気象庁ホームページより
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梅雨入り・梅雨明けを発表する全国の気象台
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梅雨って?
そもそも梅雨とはどんなものなのか、少しおさらいしてみましょう。
梅雨というのは全世界で見られるものではなく、東アジア(中国の南部〜長江流域の沿海部、台湾、北海道と小笠原諸島以外の日本など)でみられる、曇りや雨が多発する特有の気象現象です。期間としては主5月〜7月に発生します。
ちなみに、どうして「梅雨」と呼ばれるようになったのか。その語源に関する説は、梅の実が熟す時期だからという説や湿度が高い為カビが生えやすい時期である事から黴雨、そして梅雨と呼ばれるようになったなどと多岐にわたります。
梅雨時期の健康管理
梅雨は、湿度が高くジメジメとした日が続くため、健康管理には特に注意が必要です。この時期に多く見られる健康問題には、感染症、アレルギー反応、精神的な不調が含まれます。適切な対策を取ることで、これらの問題を予防し、健康を維持することができます。
感染症の予防
梅雨の時期は、高湿度と温度が病原菌の繁殖に適しているため、食中毒や皮膚感染症が起こりやすくなります。対策


アレルギー対策
高湿度はカビの増殖やダニの活動を促進します。これらはアレルギー症状の原因となることがあります。対策


精神的な健康
連日の曇り空と雨天は、気分を落ち込ませる原因となり得ます。これを「気象病」とも呼ばれることがあります。対策

光の管理:自然光が少ない中で、室内の照明を明るく保つことで気分を向上させることができます。

これらの対策を実施することで、梅雨の不快な影響を最小限に抑え、健やかに過ごすことができるでしょう。
記録に残る梅雨入りと梅雨明け
地方 | 梅雨入り | 梅雨明け | ||
---|---|---|---|---|
沖縄 | 早い | 1980年4月20日 | 早い | 2015年6月8日 |
遅い | 1963年6月4日 | 遅い | 2019年7月10日 | |
奄美 | 早い | 1998年4月25日 | 早い | 1971年6月10日 |
遅い | 2018年5月27日 | 遅い | 2020年7月20日 | |
九州南部 | 早い | 1956年5月1日 | 早い | 1955年6月24日 |
遅い | 1957年6月21日 | 遅い | 1957年8月8日 | |
九州北部 | 早い | 2021年5月11日 | 早い | 1994年7月1日 |
遅い | 2019年6月26日 | 遅い | 2009年8月4日 | |
四国 | 早い | 2021年5月12日 | 早い | 1964年7月1日 |
遅い | 2019年6月26日 | 遅い | 1954年8月2日 | |
中国 | 早い | 1963年5月8日 | 早い | 1978年7月3日 |
遅い | 2019年6月26日 | 遅い | 1998年8月3日 | |
近畿 | 早い | 1956年5月22日 | 早い | 1978年7月3日 |
遅い | 2019年6月27日 | 遅い | 2009年8月3日 | |
東海 | 早い | 1963年5月4日 | 早い | 1963年6月22日 |
遅い | 1951年6月28日 | 遅い | 2009年8月3日 | |
関東甲信 | 早い | 1963年5月6日 | 早い | 2018年6月29日 |
遅い | 2007年6月22日 | 遅い | 1982年8月4日 | |
北陸 | 早い | 1956年5月22日 | 早い | 2001年7月2日 |
遅い | 1987年6月28日 | 遅い | 1991年8月14日 | |
東北南部 | 早い | 1959年6月1日 | 早い | 1978年7月5日 |
遅い | 2015年6月26日 | 遅い | 1987年8月9日 | |
東北北部 | 早い | 1997年6月2日 | 早い | 1978年7月8日 |
遅い | 1967年7月3日 | 遅い | 1991年8月14日 |
まとめ
「この日から梅雨になります」とはっきり宣言するものではなくとても曖昧なものと言え、梅雨時期には予想できない大雨による災害が多く出る時期でもあり、こまめな情報収集が必要と言えるでしょう。
なんとなく「この時期だろう」というものは頭に入れておき、鞄に折り畳み傘を忍ばせておきましょう。備あれば憂いなしです。
梅雨時期の良くある質問
全国の気象台が管轄する地方の発表を担当しています。
週間天気予報を元に、気象庁や各気象台の担当部署が検討して、梅雨入りや梅雨明けを発表しています。
明確な定義があるわけでもなく、発表の段階では速報値となり、毎年9月頃に確定値が発表され修正される場合があります。
年間を通して梅雨の時期は、予報が一番難しい時期で気象予報士泣かせの時期でもあります。
梅雨を迎える前に、まるで梅雨に入ったと思わせるような、ぐずついた天気が続くことを言います。年によってはそのまま梅雨入りする年もあります。
台風の渦は反時計回りで、北東側では暖かい空気を梅雨前線に向かって吹きつけるため、梅雨前線に強い影響を与えます。
この2つの前線は季節が違い、梅雨前線は梅雨の時期に発生する前線で、秋雨前線は夏の終わりの時期に発生する前線のことです。
梅雨と呼べるのは、東アジアのみとされていますが、その他の国では雨季としてあります。
梅雨のない北海道を除き、気象庁が統計を開始した1951年以降はありません。
1993年は一度梅雨明けが発表されたものの、沖縄・奄美地方を除き梅雨明け発表が8月下旬になり撤回され、冷夏と長雨により米不足が発生した年でした。
1.防水性と通気性を兼ね備えたアウター
梅雨時期には、突然の雨に対応できるように、防水性の高いジャケットやコートが必要です。しかし、ただ防水性が高いだけでなく、通気性も重要です。通気性が良いと、蒸れを防ぎ、快適に過ごすことができます。例えば、ゴアテックスなどの素材が使われたウェアが適しています。
2.足元の防水対策
雨の日の足元は特に注意が必要です。防水性のある靴やレインブーツは必須です。さらに、滑りにくいソールの靴を選ぶことで、雨の日の事故を防ぐことができます。また、靴の中に水が入らないように、防水スプレーを使用するのも一つの手です。
3.撥水加工されたバッグや小物
バッグやリュックにも撥水加工が施されたものを選ぶと、中の物が濡れるのを防ぐことができます。市販の撥水スプレーを使って、普段使いのバッグにも撥水効果を追加することが可能です。
4.着こなしの工夫
梅雨時期はジメジメとして気分が沈みがちですが、明るい色の服を取り入れることで気持ちも明るく保つことができます。また、重ね着を利用して温度調節ができるようにすると、室内外の温度差にも対応しやすくなります。