押さえておきたい台風対策と基礎知識

押さえておきたい台風対策と基礎知識

サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむのには、やはり安全を確保することが重要です。
特に台風の場合、強風や高波など海への影響も大きいので、しっかりと台風対策を考えておくことが大切です。

台風被害の種類にあった対策が重要

台風は地震など予告なく訪れる天災と違って、事前にある程度予測できる自然災害なので前もって対策をとっておくことが必要です。
日本に住んでいれば、子どものころから何度となく経験している台風ですが、台風対策は
被害の種類に応じた対策をとることが重要です。
台風による被害は主に
・暴風
・雨・豪雨
・土砂崩れ
・高潮
の4種類があります。
このうち、一般的な暴風と豪雨についての台風対策と海の近くでの台風対策について考えてみましょう。
 

暴風対策

4つの中で1番、広範囲にわたって影響を及ぼすのが暴風です。風台風などの場合、
暴風や突風の影響で一瞬にして甚大な被害をもたらすこともあります。
特に暴風の場合、風によって巻き上げられた飛散物が窓ガラスにぶつかったり、屋根材が飛ぶなどの被害をもたらし、飛散物による怪我も考えられます。

<飛散物をなくす>
そこで、台風前におこなう暴風対策として飛散する可能性があるものを自宅などの建物周辺から取り除くことがあげられます。
屋外に置いてある植木鉢や物干し竿、自転車などは建物の中へ取り入れておきましょう。
屋内へ取り入れるのが無理なものは紐などで固定して飛ばないようにしておきましょう。

<窓ガラスを守る>
台風の際に多い被害として、暴風で飛散した物が窓ガラスにあたって、窓ガラスが割れてしまうというものがあります。
こうした被害を防ぐ方法として一番効果的なのが窓についている雨戸やシャッターを締めておくことです。もし、雨戸やシャッターがない場合は、窓ガラスに板や段ボールを当てて養生テープなどで固定しておきましょう。こうしておけば、板や段ボールがクッション材の役目を果たし割れにくくするだけでなく、割れてしまった際にガラスが飛び散るのも防げます。
さらに、窓ガラスが割れてしまうと雨が振り込むだけでなく、割れた窓から暴風が吹きこむことで屋根が持ち上げられ飛ばされてしまうこともあります。
板や段ボールなどで補強しておくことでこうした被害も防ぐことができます。
特に海が近い地域では、海からの風が強い傾向にあるので、しっかりと対策をしておきましょう。
 

雨対策

台風の種類として雨台風と呼ばれるものがあります。雨台風で一番問題になるのが、道路や建物が浸水することです。
その対策として、雨の流れ道となる雨どいや側溝などに詰まっている葉っぱやごみを取り除いておきましょう。
そして、忘れがちですが、豪雨で短時間に大量の雨が降った場合、下水道で処理しきれずに
逆流し、排水溝から室内へと流れこんでしまうことがあります。
特にトイレやお風呂場、洗面所などでゴボゴボといった音が聞こえる場合は、注意が必要です。大雨で洪水の心配がある場合、水を入れたビニール袋を置くなどして排水溝に蓋をしておきましょう。
 

台風の進路を把握しておこう

日本のはるか南側で台風が発生したけど、近々、海へ出かける予定があるという場合、
台風の進路を把握しておくことが重要です。
台風から離れている地域でも、台風の進路や方向によっては風や波の影響が出ることが
あります。
でも、自分が今いる地域や出かける地域までの予測進路がまだ出ていない場合、台風が近づくのかどうかすら分からないということもあるでしょう。
その場合は、海へ出かける前にある程度、自分なりに進路を予測して十分な準備をしましょう。

◆時期別の代表的進路
日本の南側で発生した台風は時期によって、これまでの統計から分かっている主な進路があります。
台風が最も多く日本へとやってくる7月~10月に発生する台風は、東側にカーブする進路をとることが多いです。そして、それ以外の6月や11月・12月は西側に進路をとり、日本から離れていく傾向にあります。
特に、7月~8月は九州を北上して日本海へ抜けるルートを、9月は紀伊半島や東海から関東へと抜けるルート、10月は日本列島へは接近せず南の海上を東から西に抜けるルートを
進ことが多いです。

◆高気圧の位置をチェック
台風の特徴として、「高気圧に沿うようにして回り込む」というものがあります。
台風が日本列島の近くへやってきた際に、日本付近の天気図で高気圧があれば、ほとんどのケースで高気圧に沿うように偏西風の影響をうけながら西から東へと進みます。
 

こうなったら海に近づいてはダメ

海でのアクティビティを提供しているダイビングショップで台風シーズンに多い質問として「台風が近づいていますが中止になりますか」という質問だそうです。
この回答はアクティビティの種類や状況によるとしか言えません。
ダイビングやカヤック、グラスボートなどは小さなお子さんも参加することがあるため、波が出始めたら早い段階で中止になります。
その一方でサーフィンをする方にとっては、少し波があるぐらいのほうが楽しいと思われるでしょう。
しかし、怪我をしたり、命を失ってしまっては意味がありません。
経験や技術によっても、いつサーフィンをやめるべきかという違いはあります。
しかし、サーフィンの大会が中止になったり、サーフィンスポットがクローズアウトになった場合は、すぐそこまで危険が迫っているので海に近づかないようにしましょう。
また、初心者の方や泳ぎが苦手な方は少しの波でも、危険になるので台風が近づいている場合は、腰より波が高い場合は海に入らないようにしましょう。
 
押さえておきたい台風対策と基礎知識