夏と言えばやっぱりサーフィン!海のある地域ならばある程度どこでも行えるスポーツであるサーフィン。それだけに旅行でリゾート地に訪れた際などにサーフィンを行いたいと思うこと、ありますよね。
今回の記事では日本のリゾート地「沖縄」のサーフィンスポットをご紹介していきます。
オールシーズンサーフィンしたい方はここ!「スーサイドポイント(米須海岸)」
スーサイドポイントは沖縄本島最南端にあるサーフポイントです。海岸線が1ヶ所にまとまっているのではなく東西に長く伸びた形になっているのでピークが多く、また初心者から上級者までそれぞれのレベルに合った波を年間を通して楽しむ事が出来ます。インサイド(岸側)の水深は約30cmと非常に浅いので台風の影響でサイズアップしたり小潮で水深が浅くなっている時などでは急激に掘れあがってしまう事も…。まず始めは大潮の満潮2時間前後を狙ってみて下さい。
設備としてはトイレは道路を挟んで海岸線の反対側にある平和創造の森公園、魂魄の塔に設置してあるトイレの利用が可能ですがシャワー施設はありません。シャワー代わりに水タンクは用意しておきましょう。
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冬場にサーフィンしたい方はここ!「コーチャン」
コーチャンは沖縄本島の最北端である辺戸岬の東側からおよそ200mの沖合いにある上級者向けポイントです。水深は浅く、リーフ(岩)が非常に鋭いのでリーフブーツはほぼ必須と言えるでしょう。北東からのうねりを掴んだアウターブレイクが特徴で的なので大潮時のチェックが重要。テイクオフのミスが事故を招きやすいので初心者の方が赴く際は細心の注意を払うようにしましょう。
ベストシーズンは9月〜4月と冬場でも一定の波があるので寒くなってからも十分楽しめます。
設備はトイレはあるものの駐車場とシャワーはないので車で向かう場合は少々難しい立地です。
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沖縄の有名サーフポイントといえばここ!「砂辺(北谷町宮城海岸)」
沖縄には多くのサーフィンスポットがございますがこの「北谷町宮城海岸」通称「砂辺」は沖縄本島でもっとも有名なサーフィンスポットです。場所は本島中部の西海岸で、サーフィンシーズン真っ只中というよりも少しズレた秋から春あたりに特に人気となります。
砂辺にはピークポイントがいくつかあり、それぞれボウルやハワイアン、カリフォルニアなどの夏を感じさせられる愛称で親しまれています。これらの乗りやすさは様々で、故に初心者から上級者まで楽しめるスポットです。しかし台風の時や悪天候の際には波が非常に高くなってしまったりと普段の穏やかさと裏腹に危険な一面も持ち合わせている場所なので特に初心者の方はそういった日は避けるようにしましょう。
また、地元民にも人気な砂辺はサーフィンの他に、海岸から護岸へと整備された遊歩道でリゾート地ならではの雰囲気を楽しむことも。その他、砂辺はシュノーケリングで有名な地でもあります。
途中の海へと降りる階段2カ所の間の幅およそ200mのエリアの岸から60~100mの時点で広がる眼下3~7mの世界では、沖縄でも珍しい海底一帯に柔らかいサンゴの仲間によるソフトコーラルの群生が広がり、スズメダイやチョウチョウウオ、カマス、ハギ、キビナゴ、ヒメジといった魚達も目にする事ができたりと、サーフィン経験のない方と訪れてもお互いに楽しめるスポットです。
設備は公衆トイレもあり、周辺には有料の民営シャワー施設、無料の駐車場が海岸の道路沿いあたりと充実しており、ダイビングショップが多くあるのでサーフィンをしながら突然シュノーケリングをしたくなっても対応出来る可能性があります。
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サーフィン上級者にオススメのスポット!「東海岸(伊計島)」
伊計島の東海岸は「伊計島」という離島の東の端にある海岸で、伊計島へはなんと船ではなく車で訪れる事ができます。沖縄本島中部うるま市からの海中道路を通って平安座島や宮城島を越えた場所にあるこの島のサーフスポットの入り口に看板などは特になく、道路から獣道に入っていき茂みを抜けた先です。海の透明度は高く、白い砂浜には目を見張るものがあります。ビーチから沖に向かう潮流が強く危険なので上級者向けのサーフスポットではありますが、サーフィン上級者の方々の間では大人気なポイントです。初心者の方でも波が小さい時には良い練習スポットと化すので安全を考慮してガイドの方と訪れると良いでしょう。
設備としてはトイレや更衣室はないのでそういった面では不便さを感じるかもしれません。
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まとめ
如何でしたでしょうか。今回ご紹介したポイント以外にも数多くのサーフィンスポットが沖縄にはございます。観光メインで訪れるのも良いですが、サーフィン旅行で訪れてみては如何ですか?
いつもと違う風景でのサーフィンはきっと新しい風を与えてくれるはずです。
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